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中古住宅・新築住宅どっちにする!?それぞれのメリット・デメリット

「中古住宅と新築住宅どちらがいいですか?」

とお客様に聞かれることがあります。

マイホームを持とうと考えた時、「中古住宅と新築住宅どちらにするか」悩む方も多いかと思います。

お金を気にしないで、思い通りの土地が見つかって建物も希望通りの建物が建てられるなら、もちろん新築住宅がいいですよね!でも、なかなかそうはいかないから、どちらがいいか考えたりするわけです。

中古住宅と新築住宅どちらにするか問題解決に向けて読み進めてみましょう~

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【結論】中古住宅と新築住宅どちらにするか

[中古住宅 VS 新築住宅]の結論は一言で言うと、一概に「新築がいいですよ」とか「中古住宅でしょう!」とか答えられません!

お伝えしたいのは、新築住宅も中古住宅も一長一短ということ。そして、望む条件を「新築住宅」では叶えられない時、中古住宅という選択肢が活きる!ということです。

大切なのは、「新しい方が気持ちがいいから新築!」「価格が安いから中古住宅!」という視点だけではなく、自分たちのライフスタイルに合った家を選ぶことです。

そのためには「あなたの望む条件を整理しておく」ことが重要になります。そして、新築住宅も中古住宅もメリット・デメリットがありますので理解してどちらにするのか決めてください。

それでは、新築住宅と中古住宅のメリット・デメリットを見ていきましょう~

新築住宅のメリット・デメリット

以下のメリット・デメリットを踏まえた上で、たくさん悩んで「納得」できる家を選択してください!

新築住宅の3つのメリット

1.新築住宅に住むという満足感がある

新築住宅のメリットはなんといっても、建物が新しく、最新設備が揃っていて誰も使ってない新品ですから気持ちが良く満足感が高いという点ですね。

また、販売した事業者が最低10年間は瑕疵担保責任を義務付けられている為、住宅の瑕疵については保証が受けられますのでその点も満足感に繋がります。

※瑕疵担保責任の対象となるのは、主要構造部分(基礎や柱・壁・屋根などの基本的な骨格部分や雨水の侵入・給排水管など)ですので、すべてのトラブルが保証されるわけではありませんのでその点は注意してください!

2.税制上の優遇を受けやすい

中古を購入したときに比べて、新築住宅は税金の優遇措置を受けやすいです。

以下の税金の優遇が見込めます。

■固定資産税

不動産を所有していると発生する固定資産税も、優遇措置を利用することによって軽減することができます。固定資産税は住宅を所有している限り、住所地の市町村に毎年納めなければならない税金です。しかし、新築住宅の場合、購入後3年間は税額が半額になるという優遇措置を受けられます。

固定資産税の軽減                                軽減(固定資産評価額×1.4%)の軽減
新築:戸建ては3年、マンションは5年、建物分の固定資産税が半額
中古:軽減措置はなし

■登録免許税

住宅を取得した際には、所有権を登記する必要があります。登記時にかかる税金を登録免許税といいます。登録免許税も、優遇措置によって通常0.4%の税率が0.15%まで軽減されます。※登記簿上の床面積が50㎡以上である必要があります。

登録免許税の軽減(2020年3月31日まで)
新築:建物分の固定資産評価額×0.15%
中古:建物分の固定資産評価額×0.3%

不動産取得税

不動産を取得したときにかかる不動産取得税も、固定資産税の評価額から1200万円が控除されるという優遇措置があります。

不動産取得税の軽減(2020年3月31日まで)
新築:建物分の課税標準額(固定資産評価額)から1200万円が控除
中古:築年数によって控除額が減額される
こうした制度を利用すれば、税金を大きく節約することが可能です!
※こちらで紹介した優遇制度は一例にすぎず、すべての住宅に当てはまるわけではありません。また、軽減率などの制度は改正されることがあります。

3.当面の維持費用が安い

断熱や防音などの設備や水回りなどは進化していますので、以前のものに比べても耐久性が格段に上がり、当面の維持費用がかかりにくいメリットもあります。

新築住宅の3つのデメリット

1.建物完成後のイメージがつかみづらい

注文住宅の場合は、完成後のイメージが完成予想図(パース)でしかわからないため、完成後のイメージをつかみづらい場合は多いかもしれません。ただ、注文住宅ではなく新築の建売住宅だと完成した状態を見られるのでその点はカバーできますね!

2.実際の眺望、日照、騒音、通風状態などがわかりづらい

どのような眺望になるのか、日差しが入るのか、風の通りはいいのか、騒音の具合はどうなのかなどなど建物が完成しないと確認ができないため、思ったよりも風通しが良くない…。などの誤算が生じる可能性はあります。

3.近隣のコミュニティが見えない

新規分譲地などで近隣のコミュニティが未完成の場合、どんな方が引っ越してくるかで住み心地が大きく変わることもあります。その点中古住宅の場合は、近隣のコミュニティが見えやく物件を購入する前にコミュニティ環境を知ることができます。

中古住宅のメリット・デメリット

中古住宅の6つメリット

1.新築住宅よりも価格が安い

中古住宅のメリットはズバリ価格が安くなること。新築よりも2割から5割程度価格が安くなります。築年数が古いなど、物件によっては土地代だけで購入できるというケースもあります。また、売主さんが業者ではなく個人の場合、物件価格に消費税がかからないことも大きなメリットです。

2.資産価値の目減りが少ない

一般的に住宅の資産価値は、新築時から数年の間で急激に目減りして、15年~20年くらい経つと低減率は緩やかになっていきます。この点から言えば、新築住宅と比べて築20年程度の中古住宅は資産価値を長く維持できるといえます。

3.自分の好み通りにリフォームができる

安く購入して、水回りを最新の設備を導入したり、間取りを大きく変更したりするなどライフスタイルに合わせたリフォームを行うことで、新築住宅同様の住宅性能を手に入れることもできます。

4.実際の眺望、日照、騒音、通風状態などをしっかりと確認できる

日当たりや風通しなど前もって確認ができているというのは重要なポイントですから、大きなメリットとなります。

5.実際に住んでいた人の感想が聞ける(周辺環境、生活の利便性等)

もともとの所有者の方に直接周辺環境や生活の利便性、逆に不便だと感じる点など感想を聞くことができますので、とても大きなメリットだと思います。所有者ではなくても、近隣の方に色々と教えてもらってもいいですね!

6.近隣にどんな方が暮らしているかを確認できる

どんな生活環境なのかというのはとても大切なポイントです。近隣にどんな方が住んでいるのか、町内会の活動はどのような雰囲気なのかなど、売主さんから情報を聞くことができるので安心してコミュニティに入ることができますね。

中古住宅の3つのデメリット

1.いざというときの保証が十分でないこともある

売り出されてされている中古住宅の大半は個人の方が売主さんのことが多いため、基本的に設備等への保証は有りません。購入する前に雨漏りはないか、シロアリはいないか、設備の故障の有無など調査をしてからのお引渡しとなりますので、基本的には想定外の故障などはないと思いますが、経年による劣化はありますのである程度理解をする必要があります。

2.耐震性が十分でない物件もある(とくに1981年以前のもの)

以前と比べて耐震技術も建材も、日進月歩で進化を続けています。
築年数が古い中古住宅は、現在の住宅と比べて断熱性能や耐震性で劣っています。
特に、1981年より古い家は耐震リフォームの必要性が考えられますので、耐震診断をしたり、リフォームをする際に一緒に耐震補強工事をすることが理想です。

3.短期間のうちに補修や建替えが必要になる場合もある

中古住宅に限ったことではないですが、経年劣化は必ずありますので、場合によっては短期間のうちに補修や建て替えが必要になる場合もあります。ただ、「築年数が古い=建物の寿命が短い」ではなく、寿命はその住宅の状態や、修繕履歴、使われ方によるところが大きく、40年以上経った住宅でも十分に利用できる建物は沢山ありますので、中古住宅を購入される際は修繕履歴や住宅の状態を確認して購入することをおすすめします。

まとめ

新築住宅も中古中古も一長一短。望む条件を新築住宅では叶えられない時、中古住宅という選択肢が活きます。

自分たちのライフスタイルに合った家を選ぶために、新築住宅も中古住宅もメリット・デメリットを理解した上で、あなたの望む条件を整理して物件探しをしてくださいね!

不明な点やご質問がありましたらお気軽に中古住宅情報センターにお問い合わせください^^

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